ペットの飼育を放棄
昔高橋家では「チロ」というシャム猫と、その子供の「アル」という雑種の黒猫を飼っていました。
チロは毒姉が小学生の時に(勝手に)貰ってきた猫です。当時、相談もなく勝手に連れてきて強行突破で飼い始めたと記憶しています。
毒姉は幼少期からワガママでした。
飼い始めたからには、と私もすごく可愛がっていましたし、チロもアルもすごくなついてくれました。
しかし私は、毒姉が勝手に連れてきて飼い始めたんだから当然毒姉が飼い主として責任もって世話するんだと解釈し餌やりとかはたびたびするものの、掃除だったりブラッシングだったりは頼まれない限りノータッチでした。
毒姉が中学生になったある日、信じられないことが起きました。
ペットの世話が思いの外大変で嫌になったのかは知りませんが、「チロとアル、お前にやる。今日からお前が飼い主ね!」と言い放ったのです!
全て押し付け、飼育放棄。
はぁ!?と思いました。
腐った毒親共も特に何も言いません。
責任もって世話しなさい!なんて一言も言いません。一言も。
毒姉のやることはなんでも無条件でOKになるようです。
私はチロもアルも可愛かったし情もわいていたので「飼い主が世話できないなら保健所だね」なんてことは言えませんでした。
引き受けたつもりはありませんでしたが、私がやらなければ誰も世話しないし、そうなると本当に可哀想なので全ての世話をしてるうちに事実上の飼い主にされてしまいました。
猫たちの世話をするのは構いませんが、毒姉の無責任さには本当に腹がたちました。
今だったら「世話代行してあげるから経費ちょーだいね」って言うと思います(笑)
その後は毒親まで一緒になって「あんた飼い主でしょ」を連発。
飼い主は姉ちゃんでしょ!というと「あたし引き継ぎしたしぃー」とか言う始末。
引き継ぎ?押し付けられただけですけど。
引き受けてないし。
とは言っても猫の世話は全うし、私が家を出るときにはしっかり引き継ぎをして私が18のときにアルが、22のときにチロが亡くなりました。
15年以上長生きして大往生でした。
チロが亡くなったとき毒姉が笑いながら一言
「チロ死んだー(笑)」
勝手に連れてきて飼いたい飼いたいとワガママを言い、無理矢理飼い始めた挙げ句飼育放棄して、最後には笑いながら「死んだー」とか…。
コイツ腐ってると思った瞬間でした。
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